昨日のTV-TOKYO(福岡ではQか)、見ましたか?日本株式会社、トヨタを筆頭に、日産、マツダ、三菱と巨額赤字を計上する中、600億円以上の黒字を敢えて出したスズキの社長、Mが感じた名言は、リストラ、下請けいじめ(下請けに値下げを要求する)を今するのではなく、もう一度、自社内部を点検、削減することを優先していることである。確かに、誰もが認めて、まねしたいトヨタ方式(徹底した効率生産)をしてきても、今回の不況!、売上がいきなり3~5割減+円高(120円ー>90円)、赤字になって当然、では、なぜ、スズキは今回強かったのか、説明しよう。一つは、昨年までの原油高、個の社会、税金、車輌価格どれをとっても、軽自動車は有利であり、車の魅力が無くなって、足代わりになった今は、売れて当然でしょう、(国内販売台数はトヨタの次の2位です。)しかも、成長を期待される、当然成長するBRICSの一角、インドの5割の市場を制覇している。残念ながら、インドルピーのレートの変化を知りませんが、中国と同じく、固定相場に近ければ、急激な円高の影響は少なくなっているはず。バイク業界にいるMとしては、車の開発力、販売店の人的販売力を軽んじる気は毛頭無いのですが、商売の基本、安いところで生産、仕入れて、高く売れるところで売る(皆がHappy)、スズキはうまくやってる!!、黒字が出せる体制があってこそ、自社点検、前向きとしか思えない。天下を取り、孫にゆだねたトヨタ、野心的なホンダ、戦後を生き抜いた78歳が舵取るスズキ、天地人より面白い!!どの会社が、次の時代の中心にいるのか?来週のカンブリア宮殿も、続スズキです。お見逃しなく?